生産者は有明海の沖合いで成長した海苔を品質が落ちないよう手早く摘み採り作業を行い、一刻も早く乾海苔に仕上げる為、加工場へと急ぎ、ゴミや破れた物を選別し、その日の内に乾海苔に仕上げ、組合の検査場へ出荷されます。検査場では検査員らが品質別に仕分け、等級を付けていきます。検査をパスした乾海苔は各組合ごとに共販に集められ、入札指定日に組合毎、等級毎に海苔商社が入札を行い、最高値で落札した商社が買う権利を得ます。商社は仕入れた海苔を食品加工場で、ゴミ等が行ってないか厳しく選別し、その後、焼海苔、味付海苔、ふりかけ等の製品にし、デパート、スーパー等の店頭、お寿司やコンビニのおにぎり等で皆様の元へお届けしてます。新海苔は旨味はもちろん、豊かな風味、香りが格別です。今年の新海苔も12月末には店頭に並ぶと思います。ぜひ一度香り豊かな日本の味を御賞味下さい。